
出来るだけお金をかけずに脱毛をしたいと考えたときに悩むのがエステサロンに通うか、家庭用の脱毛器を購入するかという二つの選択肢ですね。
家庭用脱毛器できちんと効果が出るなら、通う手間が無い分便利のような気がするけど、やっぱりサロンで本格的にやってもらった方が確実なの…?という悩みは多くの人が抱えています。
ここではどちらにどのような利点があるのかを解説し、最終的にどちらを選べば後悔しないのかを考えていきます。
この記事の目次
家庭用脱毛器のリアルな特徴
良い所
①効果はサロンと同程度と考えてOK
家庭用脱毛器は効果がないという口コミもネットを見ていると目にしますが、ケノンやトリア等の高品質な商品は間違いなく効果があります。
ネットの口コミではサロンを宣伝したい業者が家庭用脱毛器を否定し、脱毛器を売りたい会社がサロンを否定するので信憑性がない情報が多く迷ってしまいますね。
ですが、その中からきちんと実際に使用した方のレビューやサイトを探してみれば、かなり多くの方が家庭用脱毛器の効果に満足していることがわかると思います。
サロンで使われている機械も家庭用脱毛器も医療クリニックで使われているレーザー脱毛器を、素人が使用しても危険が無いように威力を弱く改良したものです。
両者とも医療脱毛と比較するとかなり脱毛の効果は弱く、2年程度たつとまた毛が生えてくるくらいの効果です。
とはいえ2年間ムダ毛処理で悩まなくなるというのはかなり快適ですし、人によってはそれ以上の効果も期待できます。
医療脱毛よりはかなり効果が落ちますが、サロンと家庭用脱毛器は大差ないというのが実際の所です。
威力が弱い脱毛器を使う場合、毛が生えてくる周期に合わせて処理をすることが重要になってきます。
もちろんサロンにおいてある脱毛器の方が高級品であることは間違いありませんが、法律上医師以外の人間が一定以上の強さのレーザーを照射してはいけないので、どちらも誰が使っても安全な程度の威力しか出せない同じようなものと考えてよいです。
ただ家庭用脱毛器は物によって粗悪品もあるので、商品選びが重要になってきますが家庭用脱毛器とサロンで使っている機械に大きな差が無いという事は理解しておきましょう。
②サロンに通うより安い
家庭用脱毛器は一番人気で高額なケノンでも7万円前後で、効果があると評価が高いものでも安いものなら5万円行かないくらいで手に入ります。
サロンで全身脱毛をしようとすると1年半から2年間程度通う必要があり、トータルで20万~30万かかってしまいます。
家庭用脱毛器なら全身の処理に使えるので、サロンでの全身の料金と比較するとかなり値段は安いです。
もちろんサロンで脇やVIOラインだけなど、細かい部分だけの契約ならそちらの方が値段的には安いです。
細かい部分だけしかやる気がないという方はサロンの方が間違いなくお得ですが、やり始めるといろいろな部分の脱毛をしたくなってしまい結局ほとんど全身の処理を契約してしまうというのは脱毛あるあるです。
一つ買えば全身処理できるという点で、値段は家庭用脱毛器が一歩リードといったところでしょう。
③いつでも使える
家庭用脱毛器の最大のメリットはいつでも好きな時に使えるという事です。
予約を取ったり、わざわざ通う手間がかからないという事ですね。
しかもいつでも使えるというのは手間だけじゃなく効果にも大きな影響を与えます。
医療脱毛で使われているような強力なレーザーは生え始めの薄い毛や産毛にも効果を出すことが出来ますが、サロンの物や家庭用の脱毛器はしっかりと成長した黒い毛にしか効果を出すことが出来ません。
実は薄い毛の方が処理が難しいんですね。
どちらも
成長しきった毛を処理→生え始めの毛や産毛が残る→放置→それらがまた成長した時に処理
というサイクルを繰り返さなければきちんと脱毛をすることが出来ないんです。
サロンでももちろん毛が成長するタイミングを狙って施術をするのですが、通う暇が無かったり予約が取れないとそのタイミングを逃してしまいます。
ですが契約の回数はこなさなければならないので、とりあえずいける日に施術をおこなうという事になり、その回は実際はほとんど効果が期待できないという事がよくあります。
家庭用脱毛器ならムダ毛が生えてきたと感じたときがベストタイミングなのでわかりやすく、効果がある時に確実に処理を行えるというメリットがあります。
悪い所
①値段
安いものを探せばいくらでもありますが、きちんと効果があると安心して使用できる商品は限られています。
それらは4~7万円前後位するので、サロンよりは安いといってもやはり簡単に手を出せるものではありません。
また本体と別にカートリッジを買わなければならないものもあり、本体価格が4万円程度でもカートリッジ代が高いと結局お金がかかってしまうという事もあります。
人気商品の本体価格とカートリッジ代については「脱毛器No.1はどれ?絶対後悔しない脱毛器の選び方!」のページをご覧ください。
②慣れるまで使うのが難しい
商品にもよりますが、使用に慣れるまでうまく使えないという事があります。
特にフラッシュの照射範囲が狭いものは、一回のフラッシュの照射で狭い範囲しか処理できません。
あしや腕はやり易いですが鏡を見ながらワキを処理したり背中の処理は、人によってうまくできるようになるまで時間がかかる可能性があります。
照射範囲が広い商品・連射機能がついている商品をがかなり使いやすくなるので、購入を考えるときはそのあたりを基準に選ぶとよいかもしれません。
③痛い・めんどくさいで結局使わないパターン
美容器具を買うとありがちなのが、結局使わないで物置の奥にしまいこまれてしまうパターン。
何時でも使えるからこそ後でいいやと放置してしまう事もよくあります。
特にトリアの様な威力が強いレーザー脱毛器は、痛みが強くてやりたくなくなるという人もいるので買ったのに使わないという事がありえます。
返品することもできますが、それすら面倒でほったらかしにするという人もいるのでめんどくさがりな方は気をつけましょう。
家庭用脱毛器はどんな人が使うべき?
①忙しい
医療脱毛でない以上処理をするタイミングが重要になってきます。
きちんとと定期的にサロンに通える人なら良いですが、思いついたようにたまに通って後は放置という事になるくらいなら家庭用脱毛器で自宅で処理する方が確実に効果があります。
②こまめに使える
毎週一時間しっかりと時間を取る!みたいに固く考える必要はありませんが、ムダ毛が生えてきたらちょこちょこ処理をする必要があります。
特に最初の時期は週1くらいで使って一気にムダ毛を処理してしまうのが効果的です。
1~2か月くらいやればかなり毛が生えてこなくなるので、その後はムダ毛が出てきたときにこまめに使うようにすれば効果は十分にでます。
その手間も面倒だと感じるようならサロンに通うのも続かない可能性が高いですが、きちんと効果を出すためにある程度まめに使える人が使った方が良いでしょう。
③ちょっとくらい痛くても頑張れる
極端な激痛の場合は即刻使用を中止しなければなりませんが、脱毛をする以上全くの無痛というわけにはいきません。
商品や個人差がありますが基本的にはペチペチと弾かれるような刺激があります。
サロンなら人にやってもらうので我慢して続けやすいですが、自分でやる場合あきらめやすいのでつるつる美肌のために頑張る人の方が家庭用脱毛器に向いています。
まとめ
サロンや家庭用で使われる脱毛器は威力が弱い分、回数と処理をするタイミング・ペースが重要になってきます
何時でも好きな時に何回でも処理できる分家庭用脱毛器は効果を出しやすいというのがメリットです。
サロンは予約が取れず、適切なタイミング・ペースで通えないことがります。
そうなるとかなり効果は出にくくなるので、家庭用脱毛器の方が確実だといえます。
サロンのメリットは自分で処理するより失敗が少ないという点です。
特に目が届きにくい脇や背中などは、なれるまで自分でもれなく処理するのが難しいのでサロンのスタッフにやってもらえるという利点があります。
またサロンには美容のための道具や化粧品があるので、スキンケアという点ではかなり有利になります。どちらが絶対に良い!という事ではなく良いところ悪いところがあります。
人によって気に入る方も違います。これ等の特徴を見て自分ならこっちが良いな~と感じる方をやるのが後悔しない選び方だと思います。
またサロンも脱毛器もお店や商品によって、効果も特徴も差があります。
どちらにするか決めたら、より細かく調べて失敗しないように選ぶようにしましょう。