
アメリカを中心に人気があるワックス脱毛ですが、最近は専用のサロンに通わないで自宅でやっている人が増えてきています。
ワックスを使ったムダ毛処理は日本でもテレビや雑誌で話題になっていて、自宅で使う用の商品も増えてきているので手軽にできる方法として人気が高まってきていますね。
ちなみに巷で有名になっているブラジリアンワックスというのは、ビキニラインよりも内側の毛をワックスで処理するときの事を呼びます。
そんななか最近話題なのが自宅で手作りでムダ毛処理が出来る「自作シュガーワックス」です!
そんな話題の自作シュガーワックスのレシピや安全な使い方を詳しく解説しているので、興味がある方はぜひ参考にしてみてください(^^)
この記事の目次
自作シュガーワックスってどんなもの?
自作シュガーワックスは元々はアラブ地方の女性たちがやっている「ハラーワ」という手軽なムダ毛処理の方法です。それが海外のセレブ達のから広まって、現在では日本でも話題になっています。
自作シュガーワックスは自分で作るから自然で肌に優しい成分しか含まれていないので、安心感があるというのが人気の大きな理由になっています。
自作シュガーワックスの良い所
自然の成分のみで肌に優しい
一般に使われることが多い油性のワックスと違って、水性で自然由来の成分しか使っていないのでとても肌に優しいというのが特徴です。
自作のシュガーワックスは自作すれば砂糖とレモン汁、はちみつのみしか含まないので化学成分で肌が荒れる心配がないのがうれしいですね。
市販のものやサロンで使われているものは油性で松ヤニをベースにしているものが多く、シュガーワックスでは出ないアレルギーが出てしまう事もあります。
自作のシュガーワックスは肌を傷めにくい
自作シュガーワックスは市販のものやエステでよく使われるような油性のものに比べて、粘着力が弱いので初心者におすすめです。
市販の油性の物の中にはアレルギー対策のためロジン酸グリセリルという成分を主成分にした物も出てきていますが、人によっては粘着力が強すぎて肌の皮膚(角質)まではぎ取ってしまい、荒れてしまう事もあります。
ワックスを使った処理で常にムダ毛がない状態でいるためには、最低でも約6週間おきに処理をする必要があります。
強力なワックスを頻繁に使っていると、肌に負担がかかりすぎて黒ずみやしみが出来るリスクがあります。
当然粘着力が強い方が、頑固な剛毛まできれいに処理することが出来ますが、特に初心者は肌に優しいシュガーワックスから使っていく方が安全です。
自作のシュガーワックスは粘着力が弱く、硬さも調節できるので安全です。
自作シュガーワックスはほとんどお金がかからない
自作シュガーワックス作りで使うものはスーパーで買えるもののみ。しかも調理で使えるものばかりだからほとんどタダみたいなものです。
市販のものだと700~4000円くらいするのが一般的で、エステに通うともっとお金がかかります。
自作シュガーワックスは材料費もほとんど必要ないので、とてもお得ですね。
自然で優しい美容成分たっぷり
自作シュガーワックスのレモンやはちみつに含まれるクエン酸やビタミンC、ビタミンB群やビタミンE・葉酸などのビタミン類、カリウム・カルシウム・マグネシウムなどのミネラル類がさまざまな美容効果を発揮してくれます。
シュガーワックスに含まれる、はちみつの保湿効果やビタミンC・Eの抗菌・消炎作用は肌荒れを防いでくる効果、その他の豊富なビタミン類の抗酸化作用でしみ・しわの予防も期待できます。
口に入っても大丈夫
自作シュガーワックスは、砂糖とレモン、はちみつしか使わないので、口に入っても大丈夫。
顔に使っても問題ないというのがうれしいですね。
市販のものと違って自作の自作シュガーワックスは、お子さんが誤って口に入れてしまったりしても安心です。
水で簡単に落ちる
自作シュガーワックスはレモンや砂糖(シュガー)など水溶性の成分しか含まれていないので、水やぬるま湯で簡単に落ちるのもうれしいですね。
化学成分の不自然なヌメリもなく快適です。
自作シュガーワックスのレシピ
材料
- グラニュー糖 100g(ブラウンシュガーでもよいですが、抜けた毛が解りやすいように白砂糖がおすすめ!)
- 水 100g
- レモン汁 15g(レモンを絞るなら半分、市販のレモン汁等でもOK!)
- はちみつ 大さじ1~2杯 (美肌効果目的!なくても大丈夫です!)
- 貼る用の布(ガーゼを使いたい部分に合わせて切ったものがおすすめ!)
- 木製のスプーンやへら(アイスを買った時についてくるやつがやり易い!)
初めて作る時は砂糖と水の比率は同じくらいがベストです。たくさん作る時でも砂糖と水を同じくらいの分量にしてみてください。
慣れてきたら水の分量を少なくしていけば、加熱する時間を短くできます!
作り方
- 鍋に、グラニュー糖・レモン汁・お水を入れて強火で良くかき混ぜながら溶かします。
- 沸騰したら、とろとろになるまで約25分間、中火にかけます。水分が十分に飛んで深い茶色のアメ色になればOK!
強火にかけているときは鍋に焦げ付かないようにしっかりと混ぜてください。25分経っても濃い茶色になっていなければ、もう少しそのまま火にかけてください。この段階できちんと水分が抜けていないと、出来上がった自作シュガーワックスがきちんと固まらずムダ毛が抜けにくくなります。
自作シュガーワックスの使い方
①出来れば入浴後、清潔で無駄な油分が肌に無い時に行うのがベスト。
②蒸しタオルなどで温め、毛穴を開いて毛を抜けやすくしておきましょう。
③手で触ってもやけどせず、温かいくらいの自作シュガーワックスをへらを使って、薄く塗ります。
作った直後の自作シュガーワックスはかなり高温で、冷めにくいのでやけどには十分注意してください!
厚く塗るときちんと毛が抜けません!とにかく薄~く塗ること!
毛の流れに逆らって塗ると根元まで塗れるので良く抜けます。
④ワックスを皮膚に薄く延ばしたら、布を貼り付けます。
⑤しばらく置き、十分に冷えて固まったらワックスを毛の流れとは逆方向にビリッと一気にはがします。
一発で抜けなくても、そのまま洗い流さずに自作シュガーワックスを塗りなおして、何度か繰り返すときれいになります。
アフターケア
①肌が敏感になっているので、石鹸やボディーソープは使わずお湯で洗い流します。
②きれいに洗い流したら、保冷剤や冷えたタオルで毛穴を引き締めます。
③化粧水・乳液などで保湿します(化粧水にはちみつを1~2滴混ぜて塗るのもおすすめ!)
まとめ
作ってから処理するまでに小一時間程度でできる手軽な自作シュガーワックスはとってもおすすめです。
やる前は「ほんとかよ~」と思って始める人も多いんですが、自作の自作シュガーワックスは予想以上にムダ毛を処理する力があって驚くと思います。
サロンに通って処理してもらうのがもったいないくらい便利な方法です。
作った自作シュガーワックスは冷蔵庫に保管すれば数か月はもちますし、食べたりお湯で割って飲んだりしてもおいしく、美容効果も期待できます。
作るのも楽しい自作シュガーワックス。ぜひやってみてください(^^)